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バスケットができるということ

1year later

熊本地震
2016/04/14/21:26
あの日からちょうど1年が経った

2011/03/11/14:46
の東日本大震災から5年が過ぎて、世の中が少しずつ地震の恐怖と人間の力の脆さと欲の醜さを忘れかけていた頃に、1500km離れた熊本で起きた大地震。

熊本
と言えば、天草郡苓北町の友好親善大使を務める僕としては、見過ごすことのできない地域。
東日本大震災の時にも何度となく宮城県、福島県、茨城県にボール1つ持って訪問して、現地の家や家族をなくした子供たちとバスケットをして笑顔を取り戻す活動をした。

熊本県の益城町は、震災から半年経った日にも訪問したけれど、まるで時間が進んでいないかのように、震災直後とほとんど変わらぬ町の風景に愕然とした。

TRINITYのイベントfuntimeでは、参加費の全額を復興支援金として積み立てて、熊本の複数のミニバスチームに寄付をすることもできた。スクール生たちだけでなく、このことを知った近隣の方々やバスケ指導者つながりの方々からもたくさんのご協力をいただけた。

天草では、バスケ教室だけでなく、急遽小学校で授業をすることにもなり、元気を与えに行ったはずが、地元の子供たちの笑顔にこちらが元気をもらった程だった。

「アキ先生、絶対にまた来てね!」
たった1時限の授業だったのに、最後は生徒たち全員笑顔ながらの大泣きにこっちまでもらい泣き。

バスケットができる場所があること。
バスケットができる健康があること。
バスケットができる仲間がいること。
バスケットを応援してくれる人がいること。

当たり前のようなこのことは、実は当たり前ではないこと。
TRINITYのスクール生たちにもあらためて感じてほしい。

バスケットを教える相手がいること。
このことに僕自身も、今一度感謝する1日にしたいと思う。

バスケで世界を笑顔でつなぐ

TRINITY
代表 AKI